ミンサガ アイテム代替バグの理論解説

※この記事は2013年6月13日にブロマガで記載した内容です。

まとめる。

理屈としては、
・パーティーが4人以下
・戦闘終了前に最後のキャラが複数モードの武器を選択する
以上の条件でアイテム代替バグが発生する。

<<バグの根本>>

このバグはアイテムの所持判定時、パーティ人数が4人以下だとアイテムの参照場所がズレるというもの
そしてズレた際には、直前の戦闘の最後のコマンド入力時の技・術選択リストが参照されてしまうというもの
以下の数値がアイテムのIDとして参照されてしまう
選んだ武器を2番のモードに切り替えた時、リストの1番上に表示される技・術のID
2番のモード、7番目
2番のモード、13番目
2番のモード、19番目
3番のモード、3番目
3番のモード、9番目
3番のモード、15番目
3番のモード、21番目
選んだ武器を4番のモードに切り替えた時、リストに表示される技・術の総数
選んだ武器を4番のモードに切り替えた時、リストの上から5番目に表示される技・術のID
(チラ裏スレッド68枚目より抜粋)

例:
クロ様とおやびんが戦闘しました
おやびんはマルチモードの炎のロッドを選択して戦闘を終えました

2番目のモード(D)の一番上・・・高速突き
2番目のモード(D)の7番目・・・スクリュードライバ

2番目のモード(D)の13番目・・・ファイナルレター
2番目のモード(D)の19番目・・・電光石火

3番目のモード(T)の3番目・・・かすみ二段
3番目のモード(T)の9番目・・・ハヤブサ斬り

3番目のモード(T)の15番目・・・サザンクロス
3番目のモード(T)の21番目・・・スクリュードライバ

4番目のモード(術)の総数・・・6
4番目のモード(術)の5番目・・・火の鳥

高速突き、スクリュードライバ、ファイナルレター、電光石火、かすみ二段、ハヤブサ斬り、サザンクロス、6、火の鳥のIDが全てアイテムに変換されます。

ID
001 高速突き → 体術[B](シフとかゲラハなどの素手アイテム扱い)
02E スクリュードライバ → バックソード
037 ファイナルレター → 羅刹の剛剣
024 電光石火 → カットラス
04E かすみ二段 → ツヴァイハンダー
039 ハヤブサ斬り → オブシダンソード
027 サザンクロス → ハンガー
006 6 → 恐竜のたまご
0B4 火の鳥 → ペーパードール(敵専用防具)
以上のアイテムを同時に所持している状態になってしまう。

ほとんどが無意味なアイテムですが、オブシダンは持ってないのにミニオンヘイトに渡せたり、持ってないのに直接献上出来たり、捧げたにも関わらずサルーインがオブシダンソードを放って来なくなったりします。
また、この状態では恐竜のたまごも持っている状態になるので恐竜に猛スピードで追っかけられたりします。

有名どころとしては、聖杯や竜の眼バグでしょうか。
あれも理屈さえ知っていれば簡単で、
竜の眼のIDが0DDなので、それに該当する技術はサイコブラスト
そして術具でサイコブラストのみ所持した状態のキャラを最後に選択する。
 >選んだ武器を2番のモードに切り替えた時、リストの1番上に表示される技・術のID
術具のデフォルトはAモードと術法モードなので、2番目が術法モードに該当し、サイコだけを覚えていればリストの1番上がサイコブラストとなる。
よって、サイコのID:0DDがアイテム化(竜の眼(弱い方))しイベントが起こってしまう。
結果シルバードラゴン撃破後に竜の眼(強い方)をゲット!という流れになるわけですね。

聖杯に至ってはIDが004なので、巻き打ち(両手大剣の基本技)が該当しますが、
 >選んだ武器を2番のモードに切り替えた時、リストの1番上に表示される技・術のID
複数モードの1番上は必ず巻き打ちになるので、聖杯に代替してヴァンパイアやニーサの反応が変化するというわけです。

そう考えるといろいろ面白そうなことが出来そうですが・・・
例えばムーンストーンはID:0F3でそれに対応するのが生命波動なのですが、肝心の気の術具がありません。残念。
アクアマリンなんかID:0ECでそれに対応するのがダークライトウェブだってよ!使えないよ!

ちなみにIDは全てミンサガちょい研究(http://tyoikenkyu.web.fc2.com/)に載ってます。
さすがですわー

追記

ゲーム中の技術IDとアイテムIDによって発生するバグということで、当時はかなり話題になりました。

大変今更でそんなに役に立つものではないですが、IDの対応表を作成しましたので興味があればどうぞ。

アイテム技術対応表

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